焼肉 㐂舌(きたん)の一号店プロジェクトは、私たちにとっても今なお鮮明に思い返す大切な原点です。
当時の出店は、竹下オーナーがまさに徒手空拳で挑んだ大きなチャレンジでした。
「美味しいものを食べて、みんなが喜ぶ場所をつくりたい」。
その純粋な想いだけを頼りに準備を進める姿に、私たちはクリエイティブの可能性を重ね合わせました 。
しかし、オープンを目前に控えたある日、予期せぬ事態が起こります。
わずか300メートル先に、全く同じ名前の焼肉店が誕生したのです。
積み上げてきたものを一度手放し、店名からやり直すという非情な決断。
時間も余裕もない過酷な状況でしたが、不思議と現場に諦める空気はありませんでした。


